JR山陽本線「魚住」駅のすぐ前。西海ビル3階に構える同院。
ビルの中の医院とはいえ、その広さと、医療器械の豊富さに驚く。
「腸以外の検査なら、すべてできますよ。
検査機器は、充分に整えてます」とにこやかに案内してくれた戸田さん。
ソフトな語り口が好印象な、まだ若い院長先生である。
「標榜している整形外科と、私の専門の、神経内科とリハビリ、それにヨメさんがやっている
糖尿病と消化器の特診・・・とありますので。検査体制を整えることで、外来で来られる患者さんに、
検査予約なしで即座に対応できるように、というわけです」
そんな真摯な取り組みが、口コミで伝わり、地元の明石市内からはもちろんのこと、
奈良や和歌山などの、他県からやってくる患者も少なくない、という。
「去年、親父から『世代交代や!』と、院長を任されまして。
親父も、整形外科医として、ここで一緒にやっています。
まったく異なる科目のように思われがちですが、
神経内科も手足のしびれ、硬直など、類似する症状が多いんです。
検査によって、その症状が外科的なものか、神経系から来るものなのかが、分かりますね。
うちの機器は、CT・ホルター心電図・レントゲン撮影・脳波計などの一般的なものはもちろん、
ホルター血圧計や、骨密度測定装置とか最新鋭のを揃えてます」と、
並々ならぬ自負を覗かせる戸田さん。
「でもねぇ、これだけ揃えると、メンテナンス費用もかさんで、大変なんです(笑)」と、
医院経営者としての本音もちらり。
夫人の美佐さんが、非常勤ながら、糖尿病特診と消化器内科を担当していて、
地域医療としては、万全の体制だ。
「ヨメさんとは、専門分野が違うので、お互い、立ち入らないようにしてます。
仕事に関してはね(笑)」
昨年、待望のベビーが生まれたばかり。心強いパートナーなのである。
同院の、もう一つの自慢は、訪問リハビリ、往診サービス。
そして、患者ひとり一人とのコミュニケーションとリハビリを兼ねて、
年に2~3回”ウォーキング大会”。
「医院内で、白衣を着た私と向き合い、とりすました患者さんの姿と違い、
なま身のその人を見ることができるし、回復具合もわかります。親密に打ち解けて、
ホンネの会話もはずむ。患者さんとの、ふれあいのひとときとして、一役かっていますね」
こんな機会を増やして、更に患者とのコミュニケーションを大切にしていきたい、
と夢を語る戸田さん。
これからの活躍が、ますます楽しみである。